以上の施術例は一部の部位での紹介ですが、このような施術を全身に対して行います。原則的に医師の同意書で指示された筋麻痺・関節拘縮が見られる部位を重点的に行いますが、普段の生活では、健側部位(異常の見られない部位)に負担をかけた運動を行っているため、その部位のケアも必要です。よって、全身を対象に関節リラクゼーションを中心とし、通常のマッサージや運動療法を取り入れ、20分〜30分間の施術を行います。ただし、医師から接触を禁止された部位がある場合は、その部位の施術は行いません。
このような手技を身につけることで、理学療法士と同等またはそれ以上の施術提供が可能であり、それに伴った効果を期待することができます。
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